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小林よしのり
2017.7.15 02:40メディア

産経新聞の記者は相当に馬鹿である


産経新聞の「産経抄」がまたしても知性ゼロを晒している。

産経新聞の記者ってネトウヨ並みの頭の悪さなんだから

本当に驚く。

 

「産経抄」は、演繹法の話をして、マスコミ報道は

三段論法の最初のAが「安倍首相は悪である」から

始まっているからダメだと言うのだ。

 

おいおいおい、産経新聞の三段論法は「安倍首相は善である」

から始まっているから、加計学園も「問題なし」に見える

のであり、加戸守行が救世主に見えるんだろうが!

 

朝日と毎日が加戸守行の証言を取り上げなかったと文句を

言っているが、取り上げるに値しない証言だったからだろう。

わしはブログでちゃんと批判的に取り上げたぞ。

 

そして今日の東京新聞が「加戸前愛媛県知事どんな人」と

題して、大々的に取り上げている。

安倍首相とも日本会議ともお友達で、「つくる会」の教科書

を強力に推薦していた人物らしい。

わしとしては「つくる会」の教科書を推薦してくれたことは

ありがたいが、それと加計学園の疑獄は切り離して評価する。

 

かつて教科書運動に関わった保守派も、今や劣化保守・

ネトウヨ保守に堕落してしまった者たちばかりである。

自称保守が正しく成長していくことができなった。

ほとんどがネトウヨ並みに劣化してしまった。

その一人が加戸守行であるというだけのことだ。

 

「保守とは何か?」という議論を真剣にやらなかったツケが

今になって噴出し、安倍政権と共に崩壊しようとしている

だけのことである。

 

産経新聞は安倍首相マンセー新聞に偏り過ぎて、石破茂を

必ずバッシングしているが、石破茂も自民党だぞ。

安倍政権の周辺に、石破茂憎しの者がいて、産経新聞と

つるんでいるのだろう。

わしは自民党の中では、石破茂や、船田元や、村上誠一郎

には、好感を持っている。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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